モラハラ、精神的DV。わたしって加害者?被害者?
記事の前に。。。
物理的に殴られている人は、今すぐ逃げてね。
では本編。
実は!私!
夫のモラハラで悩んでおります!
いわゆる「精神的DV」です!
いやあ、実はここに至るまで色々な事があったんです。
今となっては笑えるような話なんですが。
去年夏頃。
夫が今の部署に転勤になってから、上司と合わないようで家で愚痴ることが増えていたんです。
そしてそれに伴って妙にイライラしていることが増え、気が付けば暴言をはくように。
モノに当たったりも増えて、気が付けばわたしは「夫怖い」状態に。
後ほど詳細を書きますが、いやあ、暴言だけはなく、
今思うと「は?????」なことを沢山言われておりました。
そして悩みの渦中、たくさん調べました。
そして恐らくこの記事にたどり着いた人も同じような感覚だと思うので、わたしだからこそ言えることがあります。
「わたし加害者かもしれない。どうしよう。加害ってどうしたらやめれるの?」
って調べてここに来てくださったアナタ。
誰に加害者って言われたの?
それ、本当?
って言われても恐らく、
「でも加害者は被害者ぶるって書いてた!今まさに被害者ぶってますわたし!」
って気持ち、実際私もありました。
でもさあ。よく考えて欲しいのよ。
今、旦那さんとか彼氏とか、その相手のこと、怖いって思ってますよね?
それ、充分被害者です。
あとね、これも私の経験からですが…
マジモンの加害者って、そんな風に思いません。
「俺はマジで間違ってない!」って心底思ってます。
少なくとも気がつくまでは。
私も色々悩んで、たどり着いた答えとしては、
どんな人間の中にも「被害者性も加害者性もあるよね」です。
加害者とか被害者とか、そういうラベリングは一旦なくしてみて。
私はただ「夫が怖い」「生きるのが辛い」状態でした。
それが全てだと思います。
ちなみに…
当時は私も本当にパニクっていて、
女性相談所とかに電話して「わたし加害者なんです」なんて名乗って、
話を聞いてもらって『いやあなたは被害者ですよ』なんて話をされるもんだから、
「違うんです!!もう!!わかってくれない!!」
とか本気で思ってました。
DVに関する知識を少し身に付けた後は更にこじらせて、
「自分が有利になるように、さも被害者っぽくなるように、都合良く話を捻じ曲げているんだ」
「そして、こうやって不安になっているように見せかけて、余計に被害者感を出して、周りを味方につけようとしているんだ。ズル賢い、私こそ真の加害者だ!!!!!」
って本気で思っていました。
今こうして文にしてみると怖いです。洗脳されてる感。
私が一番ハっとしたのは、心療内科の先生の言葉でした。
『旦那さんとどんな会話があったのか、実際何がされているのかは僕にはわからない。
けど、今のあなたの状態が普通でないことはわかるし、
こういう話を沢山聞いてきたのでわかります。DVです、それって。』
ええ…病院の先生までそう言うってことは…
と、そのとき初めて冷静になることが出来ました。
別にDVです、ってわかったところで、現状は何も変わりません。
けど、「ああそっか、わたしDV受けてたのか。そりゃ苦しいよな」と、今の苦しさを受け入れることができるようになりました。
「何が苦しいだ!私が悪いのにまた被害者ぶって!」と、ずっと自分を責めていました。
それを受け入れられるようになっただけ、少しマシになった…のかな。
正直、DVって言葉に出会ってから、自分がDVを受けているんだ、と理解するまでが一番苦しかったなあ。
だから、必死に検索かけて調べるその不安な気持ち、すごくよくわかるんです。
私からのアドバイスは2つ。
1.専門機関に相談を。
DV系の専門機関って沢山あります。
もし今これを読んでくださってる方が女性なら、「女性相談センター」を利用できます。
匿名での電話相談ができます。わたし加害者かも!って連絡もOKです。
通話料が気になる場合は、よりそいホットラインがあります。
3番が女性相談です。
繋がらないと思っていても、急に繋がることがあります!
根気良くかけてみてね、大丈夫、一人じゃないよ。
2.DV知識のない方には話さない
いわゆる「二次被害」を受けないためです。
相談した先で「あなたの我慢が足りない」「夫婦ってそんなもの」
なんて言われたら、余計傷つきます。傷つきました私も!
モラハラとかDVって、当人にしかわからない空気感だったり…他人にはなかなか、わかってもらえません。
専門機関を謳っていても、理解のない相談員は正直沢山いると思います。
少しずつ知識をつけながら、いい相談員さんを探してください。
孤独感というか、疎外感というか、
誰にも言えない苦しさとか、
やっとの思いで話したのに理解されない苦しさ
全部わかります
苦しいよね つらいよね
ただね、これって「よくある話」らしいの。
私は相談している中で『教科書的なモラハラ』って笑って言ってもらえて、少し気が楽になったよ。
わかってくれる人は絶対いるよ。大丈夫。
自分のことあんまり責めないでね。
悪いところがあったにしても、反省はあとでいいじゃん。
とりあえず今は、今のその苦しさを少しでも、なんとかして欲しいよ。